7月は多くの企業同様、テレビ局でも人事異動の季節。喜ぶ者がいれば、泣く者もいる。女子アナとて例外ではない。これまでのアナウンス業務とは関係のない広報や法務関連の部署に行くアナもいるのだ。かといって、フリーになったとしても、稼げるアナはそれほどいない。
会社を出るも地獄、残るも地獄の民放アナたちを尻目に、着々とNHKで勢力を広げているのが有働由美子アナ(42)だ。
朝番組の視聴率トップをひた走る『あさイチ』の好調を背景に、局内での発言力も増しているという。
「“こんな企画がやりたい”“ゲストにこの人を呼ぶと面白いんじゃない”と、会議でもドンドン口を出すようになってきた。番組に呼んだゲストには礼状を出したり、出演後も連絡を取り合ったりで、着々と人脈を広げているらしい。
局内では、“10年後は女みのもんたになってるよ”なんて笑い話になってるけど、冗談に聞こえないところが怖い(笑い)」
キレイなだけでは生き残れない、女子アナサバイバル。最後に笑うのは誰だ。
※週刊ポスト2011年8月12日号