1回のライブで500円、ギャラより高い交通費…。お笑いだけでは生活ができない売れない芸人はアルバイトをしながら一獲千金の夢を追いかけている。
もちろん、生活苦に耐えきれず芸人を辞める人も山のようにいる。しかし、辞めたあとも元所属事務所からギャラについて悩まされたという人物が存在した。
元芸人のAさんによると、「ライブはノーギャラか多くても500円。番組の前説でも1回で2000円~良くて5000円。ローカル番組などでリポーターの仕事などもあったが、まる1日拘束されて5000円程度のギャラだった。5年間、芸人を続けて1番多く給料をもらった月が10万円」と話す。
このままでは生活難で生きていられないと考え、芸人を辞めて就職をすることを決めたBさんだが、2か月後に恐ろしいことが起こったという。「元マネージャーから急に電話がかかってきて、“ギャラを払いすぎたから返してほしい”と言われたんです。とりあえず証明できるものを出してほしいと頼んだら、その後一切連絡が来なくなりました」
もし、素直にギャラを返していたらそのお金がどこに行っていたのかは不明だ…。