激暑のせいか、ますますヒートアップするわがダンナのバカっぷり。愛媛在住のEさん(44)は、“熱い男”の夫(41)のせいで、暑苦しさ倍増なのだと…。
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「愛媛の松岡修造といったらオレ。いや、熱さでは彼以上かな」が口癖のダンナ。
確かにダンナは高校野球の元球児で県大会の決勝で負けて、甲子園に出場できなかったという過去があるスポーツマン。「あのときの悔しさが、オレの人生の原点」と、一杯飲むと熱く語るけど、四半世紀前のことだよ。
「愛媛の歴史に残る接戦だったんだぞ。あ、疑ってるな? じゃあ、当時のエースを呼ぼうか」って、毎度おなじみの“熱からみ酒”。
前は、そのエースも家に飲みに来てくれたけど、ダンナの“熱血過去話”にうんざりで、最近は携帯にも出なくなっちゃったみたい。
さんざんキャッチボールにつきあわされ、とれないと、「悔しくないのかっ」と怒られた息子は、ダンナが缶ビールのプルトップを引くと逃げちゃう。ヘマすると「ウサギ跳びをしろ!」といわれた娘なんか「はいはい。パパはスゴイ」と棒読みでいうと部屋から出ていっちゃうもの。
※女性セブン2011年8月18日号