「2006年に、自分の手のひらにペンで手相を書き込んだら、たった2週間で2400万円の臨時収入を手にしました」
というのは、歯科医師で手相デザイナーの川邉研次さんだ。その年、自分の歯科医院を改装する計画を立てていたため、年末までに2400万円を手に入れたいと、川邉さんは思っていた。そこで、自分の手に金運がアップする手相を書き込んでみたらどうかとひらめき、試してみたのだという。
手相を書き続けて2週間、思わぬ臨時収入や、講師を務めた歯科医師向けセミナーのビデオ販売の売り上げなどが次々と口座に入金され、望み通り2400万円を手にした。その後も手相を書き続けたことで、手相に関する著書の出版やテレビ出演など依頼が増え、本業も副業も順調で、金運が格段にアップしたという。
「知人や読者のかたからも、手相を書き込んでから、“宝くじが当たった”“臨時収入があった”など喜びの声をたくさんもらいました。手相を書き込むことのよい点は、書き込むまでのステップをきちんと踏めば、誰でもハッピーになれること。手相が悪くても、薄くても、足りない線はどんどん書けばいいんです!」(川邉さん・以下同)
川邉さんによると、金色や銀色のペンを使うことが重要らしい。
「光の3原色でつくれない金と銀には特別なパワーが秘められているので、手相を書くときは色のパワーも活用します。また、手相は繰り返し書くことが大切なので、消えやすい水性ペンを使います」
さらに、左右の手に書き込むと、なおいいらしい。
「手相は、左手は先天運、右手は後天運を意味するので、優先的に右手に金色のペンで書き込みます。同じように左手に銀色のペンで書き込むとより強力です。または、右手に書いた金色の線の上から、強調したい線をさらに銀色でなぞるのでもよいですよ。願いをイメージしながら手相を書くことがポイントです」
たったこれだけで金運が上昇するなんて不思議だが、川邉さんによると、
「手相というのは、脳の反射区。足ツボは体の反射区ですから、ツボを押すと体のどこが悪いかわかりますよね。それと同じで脳で考えていることが手相に表れるんですよ」
とのこと。つまり、「こうなりたい!」と願う理想の手相を書き続けることで、脳に働きかけるのだという。
※女性セブン2011年8月18日号