45才年下の一般女性と再婚した加藤茶(68)に続き、堺正章(65)も22才年下の元モデルとの再々婚を発表した。どうしてアラ還男たちは、何度も何度も結婚をしたがるのだろうか。夫婦問題研究家の岡野あつこさんがこう説明してくれた。
「それくらいの年代の男性は、家事など身の回りのことを何もしないままで済んできた仕事人間がほとんどです。だからひとりでは暮らしていけない人が多いですよね。
そして子供がいない男性は、子供が産める若い女性を求める。年下の女性のほうが、自分より先に死ぬリスクが少ないという思いもあるんでしょうね。それに男性はいくつになっても容姿を重視する人が多いので、必然的に若い女性を選ぶのではないでしょうか。堺さんや加藤さんのように自分に自負があるかたは、若い女性と一緒になると、それをエネルギーにして、ますます長生きするものですから」
しかし、それなら結婚しないで事実婚でもいいという考えもあるはず。それでも再婚者が増えているのには、こんな理由があるという。
「本来、身の回りの世話や、将来の自分の介護などは、お金があればいくらでも解決できました。しかし、いま愛情を求める時代になってきた。お金じゃなく、自分を本当に大切に思ってくれる人に、責任、そして“君を大切にしているんだよ”という愛の証として籍を入れるという人が増えてます。しかも、その傾向は東日本大震災以降、さらに加速しているんです」(岡野さん)
※女性セブン2011年8月25日・9月1日号