45歳年下の女性と再婚した加藤茶(68)、22歳年下の女性と再々婚した堺正章(65)。男性諸氏にとっては古女房を横目に、なんとも羨ましいと溜め息の一つもつきたくなる。が、実際に幼な妻を娶った男たちに話を聞くと、どうやら羨ましい話ばかりではなさそうで――。32歳差の妻(26歳)を持つ建設会社勤務の夫(58歳)は、8歳年下の彼女の母親に「娘さんを下さい」と挨拶しに行った経験を語る。
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嫁はんと会ったのは、僕が48で、彼女がまだ高校1年、16歳のときでした。僕が常連だった食堂で時々バイトしていた子で、かわいいから声をかけたりして、だんだん仲良くなっていきました。僕はバツイチで、40歳になる前に離婚。今の嫁より2歳年下の娘が1人いましたが、引き取った前妻が再婚したので娘とはずっと会えない状態やったんです。だから、僕は彼女に娘を重ねていたのかもしれませんね。
それから付き合うようになり、4年後、彼女が20歳になってから結婚しました。きっかけは妊娠。相手のお母さんは僕より8歳年下なので、すぐには認めてくれませんでした。お腹の子のこともあるので、最後は渋々承諾してくれましたが、自分より8つも年下の人に頭下げて「娘さんを下さい」っていうのは、結構きつかったですよ。
年齢差を感じるといえば、子供の育て方。嫁はんは子供が泣くとすぐに抱っこする。僕なんかは「そんなん、抱き癖が付くから、放っとけや!」というんやけど、「あんたの時代と違うんやから!」って一言で終わりです。セックスは、まだ嫁はんは若いし、欲望もあるやろうね。頑張ってせめて週1ぐらいは、と思うけど、月に1~2回が関の山やね。あと2~3年もしたら……正直、自信ありませんわ。
※週刊ポスト2011年9月2日号