超円高、子ども手当打ち切り…などで家計が圧迫されるが、「外で働くのはちょっと……」とためらう方もいることだろう。ここでは、在宅でできる仕事を紹介しよう。神奈川県在住の吉村さん(30才)は「写真素材撮影」により、1か月に2万~5万円を稼ぐ。
吉村さんは息子が1才のときから始めて在宅ワーク歴5年目。写真素材サイト『PIXTA』(http://pixta.jp/how-to– sell/)を利用。サイトでの販売価格は1枚約500円~で、売れると本人に約50%はいる仕組み。収入は私立幼稚園の保育料に。育児記録として写真集も作った。
ある週の仕事のやり具合としては、月曜日に子供と家庭菜園で撮影をし、水曜日にママ友の家でのランチ撮影、金曜日に写真をまとめて投稿し、土曜日に近所の公園で子供と撮影をする。
「メインモデルは息子です。日々、撮影した写真を専用サイトに載せるだけ。ポスターやチラシの素材として売れたら、お金がはいる仕組みです。もともと写真が大好きだから、ネットでコメントをもらえるだけでうれしかったのに、お金までもらえて……。ライバルはプロのカメラマンなんです。だから主婦目線の自然な写真をウリにしています。『笑顔がいい写真だね』がいちばんのホメ言葉。年1、2回は講習会にも出て腕を磨いています」(吉村さん)
※女性セブン2011年9月8日号