8月23日、暴力団関係者との親密交際を認め、芸能界引退を発表した島田紳助さん。レギュラー番組を数多く抱えていただけに、今後、テレビ局やCM出演していた企業から、数十億円もの違約金や損害賠償を請求される可能性も指摘されている。島田さんに支払い能力はどこまであるのか。不動産投資などで大損を出した過去もあるが、お金に堅実な一面もあったようだ。(週刊ポスト2004年4月30日号より)
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家での生活も堅実。たとえば自宅で飲むビールにしろ、紳助はケースごと配達させるような真似はしないという。
「必ず3本しか買わないのだそうです。あれば飲んでしまうし、その惰性は本来ならば必要のない無駄と思うからです」(在阪のテレビ関係者)
こうした紳助の絶妙なバランス感覚や資産運用の実態について、所属の吉本興業に尋ねたが、「プライベートなことは把握しておりません」
将来は、不動産の家賃収入だけで生計を立て、淡路島で趣味の釣り三昧の悠々自適な暮らしをしたい、と公言している紳助。彼が給料5000円時代から築いてきた“金儲けの芸”に学ぶべき点は多いかもしれない。