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伊勢名物赤福にかき氷バージョンが! 専用の餅とあんを使用

人気を呼んでいる「赤福氷」

 節電に加えて猛暑のこの夏は、かき氷ブームが到来。かき氷フリークの蒼井優が本まで出したほど。そんななか、あの赤福にかき氷バージョンがあって、にわかに人気を呼んでいるらしい。

 赤福餅といえば伊勢の名物で、やわらかい餅をこしあんでくるんだ人気の和菓子。それがかき氷になっている、というのはどういうこと!? 

 ネット上では、食べた人からは「餅は硬くならずにもっちりとやわらか」とか「氷がサックサクです」、「感動のおいしさ! これはヤラれます」との声も。

 赤福の広報担当者を直撃すると、商品名は「赤福氷(あかふくごおり)」(税込み500円)で、抹茶蜜がかかったかき氷の中に、餅とあんがはいっているとのこと。

 人気の秘密は、こだわりの餅とあんにあるという。「餅とあんは、赤福氷用の特製のものです。餅はかき氷の中に入れても硬くならないように、そしてあんは氷と一緒に溶けないように、工夫しています」(前出の広報担当者)

 その歴史は古く、なんと1961年から! 初めは、せんじ(透明の蜜)にあんを入れただけのものだったが、1965年に、赤福にいちばん合うようにと、抹茶蜜にあん、餅を入れる現在の形へ大きくモデルチェンジしたそう。

「氷はふわふわの食感を大事にするため、少し溶かしてから、氷かき機にセットして削ります。氷を削っているうちに、刃の切れ味が落ちてしまい、ふわふわの食感が損なわれてしまうため、一定の杯数を削った時点で刃を交換します」と前出の広報担当者。

 取り扱い店舗も限られ、夏季限定販売(販売期間は店舗により異なる)。プレミアム感も人気の理由のようだ。

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