これが他人ならユニークな“こだわり”や“クセ”で済むかもしれないけど、ダンナとなると話は別。そんな許せないバカダンナのエピソードを紹介するのは、群馬県在住のBさん(36才・専業主婦)。和食の板前だという43才夫の困った“こだわり”とは?
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うちの夫が威張るんです。「オレほど100円均一に詳しい男は、そういないだろ」って。いうだけあって、ヒマさえあれば、徒歩圏内に3軒ある“100均”の店を回って商品チェック。最近は家族そろって電車で“100均”の大型店に買い物に行くのが娯楽化しています。
「よし、今日はひとり5個までな。それ以上、買いたいときはオレに聞け」と胸を張る。下の子はともかく、小学6年生の上の息子は「いらないっ」と、ぶ然としていますよ。
もちろん家は小物雑貨から収納用品、包丁、スプーン、お箸に至るまで、夫が買ってきた“100均グッズ”であふれかえっています。“100均”にもあるものを、別の店で買ってくると、それだけで文句いわれるんですから。
「1000円のものをひとつ買うなら“100均”のを10個買って使うほうが気分がいい」というのが夫のいいぶん。夫にとって世の中のものは“100均”にあるものとないものしか存在しないんですよ。
※女性セブン2011年9月8日号