「個人的にその方と直接メールすることはなかった」
8月23日に行われた引退会見で付き合いのあった暴力団組織・K会の会長(会見で「Bさん」と呼ばれていた人物)との関係をそう語った島田紳助。しかし、「メール」ではなく、「手紙」では直接やりとりをしていたのか。
大阪府警が2005年、K会会長の自宅を土地・建物を巡る競売入札妨害容疑などで家宅捜索した際のことを捜査関係者が明かす。
「紳助が直筆で会長に宛てた手紙を押収しました。文面は几帳面で丁寧なものでした。紳助が石垣島で経営するカフェにK会の関係者を招待した時、会長の妻が怪我をしたらしい。その怪我が治ったか心配し、大丈夫ですか、申し訳なかった、と詫びる内容でした。その手紙には、以前、飲食店で一緒に撮った写真を同封しますとも書かれ、実際にその写真も見つかりました」
両者の関係の深さを物語る証言である。
※週刊ポスト2011年9月9日号