昭和のアイドル全盛期に人気を博し、40代を超えてもなお、男性からも女性からも支持を得ている小泉今日子(45)。彼女は、雑誌のインタビューで「私、こういうコトやりたいっていう欲とか、何とかこの場にしがみつかなきゃみたいな執着心が全然ないんです」とさらりと語る。
自由、潔さ、自然体。小泉を貫くキーワードはこれらに尽きる。しかし、アイドルとはそのイメージを守るために発言や行動などかなり制約されるはず。実際、小泉のそれは、かなりの部分が掟破りだった。ファッション誌関係者は、小泉についてこんな話をする。
「キョンキョンはアイドルとしてはかなりきわどいギリギリのことをしてきました。そんな無謀なことができたのは、アイドルなんて別にいつやめてもいいよと思っていたから。アイドルは笑ってばかりで“表情筋が発達するのが職業病だわ”などと笑わせてくれるんです。彼女は客観的に自分を見つめられた希有な人なのです」
小泉は今年1月、出演したバラエティー番組で、同世代のアイドル松田聖子(49)や中森明菜(46)についてこんなことを話している。
「聖子さんがいて、明菜ちゃんがいたから私が生まれたと思ってる。あのふたりがいたから隙間をはいっていってたのね」
※女性セブン2011年9月15日号