暴力団との黒い交際を指摘され、芸能界を電撃引退した島田紳助(55)。彼が漫才を引退したのが29才。その後、大きな転機となったのが1990年4月の『サンデープロジェクト』(テレビ朝日系)の司会抜擢だった。
『サンプロ』での司会は、あんなに嫌いだった勉強と改めて向き合わざるをえない機会となった。30才を過ぎた父親が、教科書片手に必死に勉強している姿は、幼い娘たちにとっては異様な光景に映ったはずだ。しかし、逆にそれが、彼女たちを勉強に向かわせていったのだろう。
紳助の一家を知る人物は語る。
「3人の娘さんたちはみんな、小さいときから勉強ばかりしています。長女(30)は有名大学を卒業後、弁護士を目指しています。紳助さんの“できれば弁護士に”という思いを汲んでのことだと思いますよ。ご主人は優秀な弁護士さんだそうです。次女(28)は、有名私立大学に進学し、途中で海外留学してMBAを取得したそうです。三女(23)は都内のロースクールに通っているとも聞いています」
引退会見で、「明日から一般人になるから、嘘を書かれたら告訴する」と何度も繰り返した紳助のバックには、行列を作らなくてもすぐに行動に移してくれる強力な親族がいるのだ。
※女性セブン2011年9月15日号