暴力団関係者との交際を理由に引退した島田紳助(55)だが、芸能界では“キレやすい”ことで有名だった。もっとも大きな騒動になったのは、2004年の女性マネージャー暴行事件。このときは裁判に発展し、紳助は4か月の謹慎処分となった。そのほかにも、お笑いトリオ・東京03を生本番中に恫喝したり、麒麟の田村裕(31)を収録中に殴ったりなど、キレたエピソードは、数えきれないほどあるという。紳助と共演経験のある若手芸人はこう話す。
「紳助さんのキレ方は、とにかく理不尽。たとえば、収録時間に遅刻しなくても、先に紳助さんがきていたら“遅い”とキレられることもあるし、逆に遅刻をしても全然キレないこともある。要するにその日の機嫌の良し悪しでキレてるだけで、明確な基準があるわけではないんですよ」
後輩芸人は、紳助の顔色を伺うほかないということなのか。若手芸人はさらに続ける。
「芸人の間では、紳助さんにキレられるかどうかはその日の運だといわれています。ロシアンルーレットみたいなもんですね(笑)。キレられたら残念、運が悪かった、というだけの話ですよ。 “紳助さんにキレられても気にするな。ギャンブルみたいなもんだから”ってアドバイスをする先輩の芸人さんも多いです」
多くの若手芸人が、キレられることを覚悟した上で、紳助と共演していたという。ちなみに、よっぽど酷い失敗をしない限りは、一度や二度紳助にキレられたとしても、その後仕事を干されるようなことはないとのことだ。
「紳助さんは、キレたこともあんまり覚えてないんじゃないかな」(前出・若手芸人)