戦後最大の「円高」が続き、お隣の韓国への旅行者が増えている。ソウルきってのショッピングスポット・明洞を訪れると、街なかのあちこちから日本語が聞こえてくる。
日本で行列の長さが話題になったクリスピードーナツの店舗を発見。どうやら明洞では行列に並ばずに買えるようだ。値段を見ると、スタンダードの「オリジナル・グレーズド」が1200ウォン=約85円。日本では160円だからやはり半値近い安さ。
バラエティーパックを3箱まとめ買いしていた、山口県から親戚8人で来たという50代男性がいう。
「よく知らないんだけど、うちのがこれ食べてみたいっていうから。東京ではえらい並んで買うんやろ? まさか韓国に来てドーナツ持って帰るとは思わんかった(苦笑)」
マクドナルドは、ソフトクリームが500ウォン(約35円)と日本(100円)の3分の1近く。スタバのドリンク類もみんな安い。
さらに驚いたのは、日本でも親しまれている韓国産のお酒類。ロッテマートで売られていた「ザグァマッコリ750ml」は1350ウォン(約96円)と、日本の激安店ドンキホーテ(598円)のおよそ6分の1。ドンキで298円の「JINROチャスミル360 ml」も1000ウォン(71円)。いくら地元とはいえ、これほど安いとは…。
※女性セブン2011年9月15日号