8月21日、場所は静岡県沼津市の江浦湾。
同地域のマリーナにクルーザーを所有するタモリ(66)が「ヨットレースで地域を盛り上げよう!」という地元の声に賛同し、自ら『タモリカップ』を企画。今年で3回目を迎えた。
マリーナに集結したヨットの数は59艇。大会本部の役員も「東日本最大のヨットレースなんです」と胸を張る。全艇ズラリと横一列に並んだ勇壮な海上パレードの後、午前10時半、号砲と共にレーススタート。「いってこ~い!」とタモリに見送られ、大瀬崎を回る約13kmのコースで順位を競った。
そんな会場には元フジテレビアナウンサーのウッチーこと内田恭子(35)と、チノパンこと千野志麻(34)の姿が。タモリと共に本部艇から声援を送ったのだ。
レース後に艇庫で行なわれたバーベキュー大会兼表彰式。その司会者としてウッチーが登場すると、会場の男たちは大コーフン。記念撮影をお願いしようと参加者が殺到し、列ができる一幕も……。最後は優勝チームにタモリから黄金のトロフィーが渡され、イベントは大団円を迎えた。
「タモリさんは海を愛する一人の男として、毎年、完全にプライベートなイベントとして開催しています。今年は600人超が集まりました。震災の悲劇が日本を覆う中で、参加者の元気、そして笑顔が海で繋がった被災地の港に届くことを一同が祈っています」(前出の大会役員)
撮影■渡辺利博
※週刊ポスト2011年9月16・23日号