ライフ

指先3ミリ切った男性 医師「ダメだね」ともぎとりポイ捨て

 京都の病院で発生した看護助手による入院患者の爪はがし事件。あなたの街の病院でもこういったトラブルが起きているかもしれない。その場合、やはり、病院トラブルの最悪の相手は医師だろう。

 患者にとって病気は非日常であり、不安なことだが、多くの医師にとってはそうではない。日常的に病気や死に接しているせいか、デリカシーに欠ける言動をされた経験は誰にでもある。そして、それがときとして患者にとんでもない恐怖を与えることもある。

 東京都の男子大学生・A男さん(21)は、信じられない“医療放棄”の現場に出合ったことがあるという。

「居酒屋でアルバイトしていたときに、同僚が大根を刻んでいて、過って自分の人差し指の先から3ミリほどのところを包丁で切ってしまったんです。

 爪もぱっくりと切って、指の腹が皮一枚でつながっている状態。ボタッボタッと流れ落ちる血の量にみんなパニックになりました」(A男さん)

 かろうじてつながっている指先をタオルでくるみ、救急車で病院へ。

「ようやくたどり着き、同僚が『せ、先生…指が…』と見せると、年配の白髪の外科医は眉間にしわを寄せ、『これ、ダメだね』といったかと思ったら、麻酔もせずぷちっともぎとり、ゴミ箱へポイッと捨てたんですよ。そしてにっこりと笑いかけ『ちょっと短くなるけど大丈夫、大丈夫』といって処置を始めたんです」

※女性セブン2011年9月22日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

折田楓氏(本人のinstagramより)
《バーキン、ヴィトンのバッグで話題》PR会社社長・折田楓氏(32)の「愛用のセットアップが品切れ」にメーカーが答えた「意外な回答」
NEWSポストセブン
東北楽天イーグルスを退団することを電撃発表し
《楽天退団・田中将大の移籍先を握る》沈黙の年上妻・里田まいの本心「数年前から東京に拠点」自身のブランドも立ち上げ
NEWSポストセブン
妻ではない女性とデートが目撃された岸部一徳
《ショートカット美女とお泊まり》岸部一徳「妻ではない女性」との関係を直撃 語っていた“達観した人生観”「年取れば男も女も皆同じ顔になる」
NEWSポストセブン
草なぎが主人公を演じる舞台『ヴェニスの商人』
《スクープ》草なぎ剛が認めた「19才のイケメン俳優」が電撃メンバー入り「CULENのNAKAMAの1人として参加」
女性セブン
再ブレイクを目指すいしだ壱成
《いしだ壱成・独占インタビュー》ダウンタウン・松本人志の“言葉”に涙を流して決意した「役者」での再起
NEWSポストセブン
ラフな格好の窪田正孝と水川あさみ(2024年11月中旬)
【紙袋を代わりに】水川あさみと窪田正孝 「結婚5年」でも「一緒に映画鑑賞」の心地いい距離感
NEWSポストセブン
名バイプレイヤーとして知られる岸部一徳(時事通信フォト)
《マンションの一室に消えて…》俳優・岸部一徳(77) 妻ではないショートカット女性と“腕組みワインデート”年下妻とは「10年以上の別居生活」
NEWSポストセブン
来春の進路に注目(写真/共同通信社)
悠仁さまの“東大進学”に反対する7000人超の署名を東大総長が“受け取り拒否” 東大は「署名運動について、承知しておりません」とコメント
週刊ポスト
司忍組長も傘下組織組員の「オレオレ詐欺」による使用者責任で訴訟を起こされている(時事通信フォト)
【山口組分裂抗争】神戸山口組・井上邦雄組長の「ボディガード」が電撃引退していた これで初期メンバー13人→3人へ
NEWSポストセブン
『岡田ゆい』名義で活動し脱税していた長嶋未久氏(Instagramより)
《あられもない姿で2億円荒稼ぎ》脱税で刑事告発された40歳女性コスプレイヤーは“過激配信のパイオニア” 大人向けグッズも使って連日配信
NEWSポストセブン
俳優の竹内涼真(左)の妹でタレントのたけうちほのか(右、どちらもHPより)
《竹内涼真の妹》たけうちほのか、バツイチ人気芸人との交際で激減していた「バラエティー出演」“彼氏トークNG”になった切実な理由
NEWSポストセブン
ご公務と日本赤十字社での仕事を両立されている愛子さま(2024年10月、東京・港区。撮影/JMPA)
愛子さまの新側近は外務省から出向した「国連とのパイプ役」 国連が皇室典範改正を勧告したタイミングで起用、不安解消のサポート役への期待
女性セブン