“口は災いのもと”とはよくいうが、いわなくていいことまでペラペラしゃべる夫(建設会社課長、51才)に呆れ果てているのは長野県在住の介護ヘルパーのKさん(50才)。上司や同僚に「口が軽くて出世できない男」の格印をつけられたバカダンナのエピソードを紹介してくれた。
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うちのダンナの頭ってどうなっているのか、ときどき首かしげるわよ。
昔からペラペラと見境なくよくしゃべる男だったけど、最近、それで困ってるの。いわなくてもいいことを、真っ先にしゃべっちゃうんだもの。
特に、人が集まる親戚の法事とかは危険。私の着ている服を誰かが「おしゃれだよね?」って褒めると「これが? 激安ショップで、980円がさらに割引になって500円だったんだよな。ハハハハ」と軽いジャブ。
この前なんか自分の年収から、小遣い、貯蓄額、ローンの残額まで洗いざらい、あまり親しくない従姉妹に話してたのよ。掛け値なしで。
私が袖引っ張って止めても「いいじゃないか。そんなこと隠さなくても」ってへっちゃら。
「へえ、大変なんだねぇ」とドン引きした従姉妹のあの顔!
※女性セブン2011年9月22日号