9月中旬のある日の午前10時半過ぎ、世田谷の邸宅地にある超高級マンション前に迎えにきた車にさっと乗り込み、出かけていったのは“2時間ドラマの帝王”船越英一郎(51)だった。
船越は、妻・松居一代(54)が得意の“お掃除術”を披露するために、テレビや雑誌などで何度も公開している地上2階地下1階、敷地80坪の“3億円豪邸”で暮らしていたはずだが…。船越家と親しい芸能関係者が、現在の一家の状況についてこう説明してくれた。
「今年4月末に、船越さんは自分名義でこのマンションを約2億円で購入したそうです。そして、いまは船越さんだけが、そのマンションで生活していて、松居さんとは別々に暮らしているんです」
驚いたことに、このマンションから徒歩1分ほどのところに、前述したふたりの豪邸がある。自宅がこんなに“超至近距離”にあるにもかかわらず、なぜか船越はこのマンションで生活しているのだ。いったい夫婦に何があったのか――
<エキセントリックな人だから、すぐ大喧嘩になって「あなたの顔なんか二度と見たくないわッ!」って>
かつて船越はあるインタビューで、松居との夫婦喧嘩についてこう語っていたことがあった。そして昨年夏、実際にそんな事態が起こってしまい、松居の逆鱗に触れ、船越は家を追い出されたことがあったという。
「家に帰れなくて、1か月ぐらいホテル暮らしを余儀なくされたらしいですよ。そのときは何とか許してもらったみたいですけど、それからも何かにつけ“出て行け!”といわれるみたいで、その度にホテルで生活していたそうです」(前出・芸能関係者)
実際、本誌は、船越がマンションを購入する直前の今年4月中旬、深夜3時過ぎまで飲み歩いた後に、船越が自宅には戻らず、都内の会員制ホテルにひとりで帰って行く姿をキャッチしている。
「さすがに船越さんも、“何かあるたびにホテル暮らしをさせられてはたまらない”、“もう疲れたよ”と思ったんでしょうね。松居さんを説得して“家の近くなら”という条件付きで、マンションを買うのを許してもらったみたいですよ…」(前出・芸能関係者)
こうした経緯の末に船越が手に入れた“安息の空間とひとりの時間”。しかも船越は“撮影のため、年の半分は京都”と公言するほど、ほとんど東京にはいない…。それでも別宅を購入したということは、よっぽど我慢の限界だったのだろう。今年の春ごろから、船越がこのマンションに出入りする姿は何度も見られ、あるときは夜遅くに仕事から帰ってきて、そのままこのマンションで一晩を過ごし、翌朝、仕事へと出かけていった。松居にこの別居生活について話を聞くと、
「あのマンションは、主人の支度部屋として買っただけ。撮影で朝4時半とかに出て行くときもあって、主人も私に気を使って購入してくれたんですよ」
※女性セブン2011年9月29日・10月6日号