知りたくてもなかなか知ることができないのが女優たちの「カネ」の話。映画関係者が秘密のベールに包まれた実態を打ち明ける──。
実績とキャリアが格を決定づける映画の世界では、やはり実力派のベテラン女優のギャラが高騰する。出演料は前作までの実績で決められ、下がることはほとんどない。そのため歳を重ねても人気のある女優にはオファーがあるが、人気に陰りが出れば出演機会はガクンと減る。
「今、最高ランクの出演料を取るのは、吉永小百合さんで1本1億円といわれている。このギャラを払えるのは全国公開が決まっている超有名監督の作品ぐらいです」(映画配給会社関係者)
※週刊ポスト2011年9月30日号