単行本『ゴーマニズム宣言SPECIAL 国防論』(小学館刊)で、脱原発を進めると同時に、核兵器開発に乗り出すべきという、これまでにない衝撃的な提言をした漫画家の小林よしのり氏。10月16日に都内の大会場で「原発と核兵器」について議論をするというが、肝心の本人が体調を崩している。
原発推進派が「原発を止めたら電気が足りなくなる」とキャンペーンを張る中、「脱原発しても電気は足りる」「脱原発と同時に核武装」を主張する小林氏は、節電タイプの新型エアコンを購入し、この夏もエアコンを使用し続けた。実際、電気はこの夏、十分足りたのだが、最新型のエアコンはすこぶる性能がよかったのか、クーラー病に罹ったという。
「クーラー病に罹ってまだ鼻声で全然元気が出ないのに、郵便局に行かなければならないわし」
と小林氏はブログで身の上を嘆いている。というのも、10月16日に控えた、同氏主宰の議論の場「ゴー宣道場」の応募はがきを局留めにしていた郵便局に受け取りに行かなくてはならなかったからだ。デビュー35年目を迎える漫画界の大御所が、鼻をズルズルさせながらわざわざ取りに行った甲斐あって「原発と核兵器」に関心を寄せている人が多いことがわかったという。
はがきの熱意におされたのか、当日は冒頭から「いきなり飛ばすつもりでいる」とのこと。会場にはまだ若干の余裕があるそうなので、「日本の国防に興味がある方は是非参加してみては」とは同イベント関係者の談。第18回「ゴー宣道場」の応募方法は以下の通り。
10月16日(日)12時 から『玉川区民会館ホール』 (東急大井町線等々力駅下車)にて開催。入場料は900円。
参加希望の方は往復はがきに、『第18回参加希望』 と明記、さらに
【1】氏名(同伴者がいる場合はその方の氏名と続柄・関係など)
【2】住所
【3】電話番号
【4】年齢
【5】職業(学生の方は学校名)
【6】募集を知った媒体
【7】応募の理由と道場への期待
返信はがきの宛名には、ご自分の氏名・住所をご記入の上、
〒152-8799東京都目黒区目黒本町1-15-16 目黒郵便局・局留め『ゴー宣道場』代表・小林よしのり、担当・岸端
まで、お送り下さい。締め切りは、9月28日(水)必着。当選された方にのみ、返信はがきを送付するとのこと。