10月2日(スプリンターズS)からスタートする中央競馬秋のGI戦線。それに先立って“馬ドル”安田美沙子(29)が大仕事をやってのけた。9月11日、今春から導入された新馬券「WIN5」を的中させ、100万8010円の配当をゲットしたのだ。
WIN5(5重勝単勝式)とはJRAが指定する5つのレースの1着馬を当てるもので、最高2億円の払戻金が得られる。
現在はKBS京都の土曜競馬中継『うまDOKI』で司会を務める安田、現場はさぞかし盛り上がったかと思いきや、肝心の馬券は「番組解説者を幹事にした20数人でのグループでの、1点100円、288点買いの成果だったようです」(『うまDOKI』ディレクター)とのこと。つまり、メンバーひとりあたりの勝ち分は4万円ほど。大騒ぎするほどではなかったようだ。
ただ、在阪競馬記者はこう語る。
「話題のWIN5を芸能人が当てたという話題は初めてのはずですから、大仕事には違いありませんよ。安田さんはかつてはフジテレビの競馬番組のレギュラーでしたが、現在は関西ローカル。馬ドルとしては峠を過ぎた感もありましたが、これでまた仕事が増える可能性がある。本人も事務所も配当金以上に喜んでいると思いますよ」
実際、前出の『うまDOKI』ディレクターも、「安田さんはこれまでも三連単の高額馬券などを当ててます。この秋は安田さんの予想をより積極的に紹介していくように考えていきたいですね」と鼻息が荒い。
安田が競馬番組の仕事を始めたのは2007年頃。馬ドルとしての経歴は長いが、最近は『みんなのKEIBA』(フジテレビ系)に出演中の優木まおみやAKB48の篠田麻里子といった“新興勢力”の勢いに押されがちだった。
「馬券を当てるというのは何にも増して強い魅力。大レースともなればテレビはもちろん、新聞や雑誌も予想を聞きに来る。安田さんはWIN5のおかげで馬ドルとしての寿命が伸びましたね」(前出・競馬記者)
馬ドルたちのレースの顛末も気になるところだ。
※週刊ポスト2011年10月7日号