とにかく先輩芸人を持ち上げる“太鼓もち芸人”なんていうものが人気だというが、正真正銘の太鼓もちを夫にもつと、それはそれは大変なのだという。そんな“太鼓もち夫”に困り果てているというのは、千葉県在住のEさん(41才)。自動車販売会社の営業マンをしているという太鼓もち夫(42才)に対する怒りをぶちまける!
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少し前にダンナの上司一家とキャンプに行ったの。もう最悪だったわよ。そもそもキャンプしたいといいだしたのは下の娘。それをダンナが私たちに相談もしないで、上司に「一緒にいかがですか?」って誘って2泊3日。その間、ずーっとダンナは上司一家を持ち上げるだけ持ち上げ、私と娘をクサすだけクサしてくれたの。
待ち合わせ場所で上司の顔を見たとたん「いや~、アウトドアファッションの趣味もさすがですねぇ」と絶賛したかと思ったら、「あはは、うちの愚妻のセンスは、ほら、ご覧の通りで」って、わざわざ靴下まで上司に見せてるの。
上司がサングラスかけたら「舘ひろし! ダンディーですね」っていった後、「どこで買ったのかちゃんと聞いておけよ」と私に。車庫入れを一発で決めたら、「おお、華麗なハンドルさばき! よく見ておけよ」と。
ま、ここまではギリギリ笑って許せたけど、上司の息子を「賢そうで、しかもイケメン。将来有望ですよねぇ。うちの豚娘とは大違いです」っていったときはカッチーン。上司の息子ったって5才よ。そこまでおだててどうするの。しかも、キャンプを終えて家に帰ってきたら「ああ疲れた。オレは3日しゃべんないから!」だと。
こっちはそれでいいわよ。あれから3週間たつけど、夫とはひとことも口をきいていませんっ。バカすぎてしゃべる気になんないわよ。
※女性セブン2011年10月13日号