ライフ

【ジョーク】もしドイツ人、日本人、中国人が無人島漂着したら

『ジョークで読む国際政治』の著者でジャーナリストの名越健郎氏はジョークに対して非常に造詣が深い。そんな名越氏から空母の試験航海を開始した中国にまつわるジョークを教えてもらった。

* * *
■キャメロン首相はロンドンの暴動でツイッターやフェイスブックなどネットツールが悪用されたとして、サービスの中止を検討。中国のネットユーザーが「それでも民主国家か」と批判を浴びせた。キャメロン首相が言った。

「中国なら、戦車が暴動を鎮圧しているはずだが」

※若者の失業者やニートが人種を問わず決起した英国の暴動は戦後最悪となり、来年のロンドン五輪安全開催に黄信号が点滅した。首都ロンドンはグローバル経済の進行で、金融の中心として華やかに発展したが、英国は金融・サービスに特化し、物づくりを軽視したため、雇用機会が失われ、若者の失業率は20%を超える。保守党主導の連立政権が昨年、財政赤字削減策として緊縮政策に踏み切ったため、弱者の生活苦が高まり、暴動につながった模様だ。貧富の格差拡大や若者の就職難、ニート化現象は、日本を含めほぼすべての先進国に共通する現象。グローバル経済の負の側面が今後拡大しそうだ。

■国際観光船が故障し、見知らぬ無人島に漂着した。

ドイツ人は故障の修理を始めた。

フランス人は島に女性がいないか探し始めた。

日本人は漂着後にどうすべきか本社に問い合わせた。

中国人は島の領有権を主張し始め、本国に空母の出動を要請した。

※中国初の空母が試験航海を開始。新たに国産空母も建造中で、南シナ海や尖閣の領有権問題に一石を投じそうだ。

※SAPIO2011年10月5日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

折田氏(本人のinstagramより)と斎藤知事(時事通信)
《折田楓社長のPR会社》「コンペで5年連続優勝」の広島市は「絶対に出来レースではありません」と回答 斎藤知事の仕事だけ「ボランティア」に高まる違和感
NEWSポストセブン
加古川
【獄中肉声・独占入手】加古川女児殺害事件で再逮捕の勝田州彦容疑者「ケータイをいじりながら、一般人のフリをして歩いて」「犯行後には着替えを用意」と明かしていた“手口”
NEWSポストセブン
紅白の
《スケジュールは空けてある》目玉候補に次々と断られる紅白歌合戦、隠し玉に近藤真彦が急浮上 中森明菜と“禁断”の共演はあるのか
女性セブン
騒動の中心になったイギリス人女性(SNSより)
《次は高校の卒業旅行に突撃》「1年間で600人と寝た」オーストラリア人女性(26)が“強制送還”された後にぶちあげた新計画に騒然
NEWSポストセブン
中井貴一
中井貴一、好調『ザ・トラベルナース』の相棒・岡田将生の結婚に手を叩いて大喜び、プライベートでゴルフに行くほどの仲の良さ 撮影時には適度な緊張感も
女性セブン
折田楓氏(本人のinstagramより)
《バーキン、ヴィトンのバッグで話題》PR会社社長・折田楓氏(32)の「愛用のセットアップが品切れ」にメーカーが答えた「意外な回答」
NEWSポストセブン
小沢一郎・衆院議員の目には石破政権がどう映っているのか(本誌撮影)
【小沢一郎氏インタビュー】自民党幹部に伝えた石破政権の宿命「連立をきちんと組まない不安定な政権では有権者に迷惑、短命に終わる」
週刊ポスト
東北楽天イーグルスを退団することを電撃発表し
《楽天退団・田中将大の移籍先を握る》沈黙の年上妻・里田まいの本心「数年前から東京に拠点」自身のブランドも立ち上げ
NEWSポストセブン
妻ではない女性とデートが目撃された岸部一徳
《ショートカット美女とお泊まり》岸部一徳「妻ではない女性」との関係を直撃 語っていた“達観した人生観”「年取れば男も女も皆同じ顔になる」
NEWSポストセブン
再ブレイクを目指すいしだ壱成
《いしだ壱成・独占インタビュー》ダウンタウン・松本人志の“言葉”に涙を流して決意した「役者」での再起
NEWSポストセブン
ラフな格好の窪田正孝と水川あさみ(2024年11月中旬)
【紙袋を代わりに】水川あさみと窪田正孝 「結婚5年」でも「一緒に映画鑑賞」の心地いい距離感
NEWSポストセブン
司忍組長も傘下組織組員の「オレオレ詐欺」による使用者責任で訴訟を起こされている(時事通信フォト)
【山口組分裂抗争】神戸山口組・井上邦雄組長の「ボディガード」が電撃引退していた これで初期メンバー13人→3人へ
NEWSポストセブン