「スパッと決断するのは私の性格です。この決断は変えない」
29歳にして、突如今季限りでの引退を発表した、女子プロゴルファー古閑美保。「身体的、精神的な限界を感じた」というのだが、今季開幕前から彼女の心は決まっていた。ゴルフ誌関係者は語る。
「同じ熊本出身で仲の良い女子プロゴルファー・笠りつ子には、すでに2月に引退の意思を告げていたそうです。2009年5月に痛めた左手首が一向に回復せず、ここ1年は練習すらままならない状態。現役続行できる体ではなかったんです」
2008年に賞金女王に輝いた彼女も、昨季は棄権2試合、予選落ち4試合で賞金ランク25位と低迷。とはいえ、人前では持ち前の明るさを披露し続けるのが、すごいところ。パーティとなれば豊満なボディラインが出るワンピースなどで、ど派手に登場。また、元ロッテの西岡剛や日本ハム・ダルビッシュにアプローチ、との熱愛報道も。
ちなみに、恋多き女は身長167cm、体重60kgのナイスバディ。かつて「私も子供が欲しい。息子が出てくるまで産み続ける」との発言もあったが、どんなときでもナイスショットを披露してくれていただけに、惜しまれる引退劇である。
撮影■藤岡雅樹
※週刊ポスト2011年10月14日号