9月30日の夜。千葉市内の繁華街から一本はいった裏通りにひっそりと佇む純和風居酒屋からは、大勢の歓声とともに男女の歌声が聞こえてきた。声の主は、ザ・ドリフターズの仲本工事(70)と、かねてから恋人と噂の演歌歌手・三代純歌(みだいじゅんか・43)だった。
「この曲は、いまの私たちを象徴するかのようです」
仲本は、はにかみながらこう前置きすると、坂本冬美の『また君に恋してる』を仲睦まじくデュエットし始めた。この日はふたりの即席ライブで、60ほどある席は60~70代の客でほぼいっぱいだった。このライブを訪れた客のひとりはこう話す。
「飲食込みで一律5000円でした。ライブ後はふたりと一緒に飲むこともできて、むしろお得でしたね。ふたりの友人のジェリー藤尾さんもいて、小指を立てながら、仲本さんに“いいなぁ、誰か紹介してよ!”なんていってましたよ」
ライブでは交際を祝福するファンと一緒に写真撮影をするなど、まるで夫婦のようだったという。
「仲本さんに“こんなに若くてきれいなガールフレンドがいて、お幸せですね”といったら、笑顔で小さくうなずいていました。それを見た三代さんが、すかさず“思ってないくせに”と笑いながら突っ込んできて、年の差を感じさせないほど、息もぴったりなんですよ」(前出・訪れた客)
仲本と三代の年齢差は27才と、父娘ほど離れているが、三代は「もう何度も両親と仲本さんは食事しているんですよ」と話すなど、両親も公認であることをオープンに話していたという。
一方で、仲本の親も、ふたりの交際を認めていた。この日、三代の左手薬指にはめられた黒い石のついたゴールドの指輪。実は、仲本の母のものだった。
「素敵だなと思って褒めると、“仲本さんのお母さんにもらったんです。サファイアなんですよ”と嬉しそうに教えてくれました。仲本さんのお母さんは今年6月に90才で亡くなったそうなんですが、その直前にプレゼントされたようです」(別の客)
※女性セブン2011年10月20日号