10月4日付の東京スポーツで「すべての契約が来年3月で終わることになった」と明かし、3月いっぱいで事実上の引退をすると告白したみのもんた(67)。一説では、高額ギャラがネックとなりリストラにあったともいわれているが、みのが「契約更新がない。だから引退」と宣言していることに、眉をひそめる関係者もいる。あるテレビ局関係者がこう話す。
「来年3月の契約切れは事実でしょうが、番組打ち切りや、それに伴う大物司会者のリストラの場合、相手が大物であれば、2~3か月前の通告が基本。逆に続投の場合も一緒です。ですから現段階で、そんなリストラ話をテレビ局側がみのさん本人にしているとは思えません。ただ、ギャラ交渉はあったと思いますよ」
では、みのが今回発言した意図とはなんだったのか。彼と親しいプロダクション関係者がこう明かす。
「彼自身、引退なんて全然考えていない。引退発言は、テレビ局とラジオ局の人たちを試すためにいったんでしょう。彼の契約更新は半年おきで、この9月に来年3月までの契約を交わしました。いつもはその先の延長を含めた話になるのに、どうも今回はそれがなかったようなんです。
みのさんにしてみれば、これだけず~っと第一線でやってきたのに、“自分が必要とされていない”“切られるかもしれない”という現実にショックを受けた。それで、“おれと契約するつもりがないなら自分から辞めてやる!”という、ある意味宣戦布告をしたわけです」
※女性セブン2011年10月20日号