「すべての食材には、さまざまな運気が宿っているといわれていて、食事で金運をアップさせることもできるんですよ」
というのは、『開運レシピ 癒しごはん』(笠倉出版社)の監修者であり、開運料理研究家の加藤シンゴさん。
「意外と思われるかもしれませんが、もともと日本では“おせち料理”を筆頭に開運フードを食べる習慣があります。例えば、栗きんとんは金塊のように見えますが、まさに金運アップを祈った料理。また、試験などの前にカツ丼を食べるなど、げんかつぎも好きですよね」(加藤さん・以下同)
風水には、あらゆる存在は“木、火、土、金、水”の5つの要素に分けられる“五行説”という考え方があるが、食材や味、調理法もそれらの要素に分類することができるのだという。
「5つの要素それぞれに対応する運気があります。金運を上げるには、“金”の要素を持つ食材を選ぶとよいですね」
金の要素を持つ食材は、卵、ごま、鶏肉、チョコレート、炒めた玉ねぎ、チーズなど。
「卵は何かを生み出すという意味があり、もちろんお金も生み出すと考えられています。また、ごまは最強の金運アップ食材で、特に金ごまがおすすめです。また調理法としては、とろみをつけたり、食材をコロコロした角形に切ることが金運アップにつながります。コロコロとした形にカットした食材には、楽しいことや幸運が転がり込んでくるという意味があるんです」
※女性セブン2011年10月20日号