10月4日付の東京スポーツで「すべての契約が来年3月で終わることになった」と明かし、3月いっぱいで事実上の引退をすると告白したみのもんた(67)。今回の発言の意図についてはさまざまな説が飛び交っているが、政界進出の噂も絶えない。
「1週間で最も多く生番組(21時間42分)に出演する司会者」としてみのがギネスに認定された際、その授与式に駆けつけた自民党の二階俊博氏(72)とは深いつきあいで、みのの長男の結婚式では二階氏が主賓の祝辞を述べている。
安倍晋三元首相(57)とはある対談をきっかけに親しくなり、首相辞任の際には直接みのに電話で報告するほどの仲だ。ほかにも自民党の石原伸晃氏(54)らなど、とにかくみのは政界に幅広いコネクションを持っているのだ。
「だてに“お嬢さん”の悩みを聞いてきたわけではありません。知名度は抜群ですから、比例代表ではほぼ間違いなく当選するでしょう。とはいえ、大物といわれてきた彼が、70才を前に新人議員というのは、ちょっと現実的ではありませんが」(政治担当記者)
突然の“引退宣言”が報じられた翌4日午前3時半過ぎ。神奈川・鎌倉市にある自宅から、衣装を抱えたみのが出てきた。
集まった記者たちが発言の真意を矢継ぎ早に聞くも、「フッフッフッ」と独特な笑みを浮かべて、煙に巻くばかり。紳助の引退と関係があるのかとの質問にも、「ぼくはね、ヤクザとはつきあっちゃいけないと思うねぇ。フハハッハハ」と笑い、迎えにきたハイヤーに乗り込み、TBSへと向かった。
※女性セブン2011年10月20日号