せっかく悩みに悩んで贈ったにもかかわらず、使えないと判断した親が即ネットオークションに出したりするケースまであるというから、孫へのプレゼントは難しい。幼児教育研究家で絵本・構成作家のわだことみさんがアドバイスする。
「子供の趣味趣向は多様なので、まずはお孫さん本人か両親にどんなモノが欲しいのかリサーチするのは鉄則です。そして、飽きっぽい子供のために長く使えるアイテムを探すのがポイント。また、意外にも子供はプライドが高いので、お孫さんの年齢よりも少し高めの対象商品を購入してあげましょう。最後に、オシャレでブランド志向の母親がいるなら、古いデザインのモノは喜ばれないことをお忘れなく」
以下、本誌とわださんが選んだ2つの“ハズレのない定番”だ。価格は全て税込。
外で使うのなら「3~9自転車」(ピープル/2万3940円/カラー:グリーンシルバー、ピンクシルバー)はどうだろうか。
3歳から9歳までの7年間にわたり乗れる特別機構を組み込んだ自転車。通常の16インチ車の2倍まで伸びるロングパイプのサドル、ハンドルを採用したほか、ハンドル角度も調節可能で、大きくなっても視界を妨げることなく安全姿勢で運転が可能。6段ギアやLEDライト、反射板も標準で付属し、小学生になってからの満足度も高い。
家の中ならば『もっとくらべる図鑑』(小学館/1995円)がオススメ。2009年7月の発売以来、累計69万部という大ヒットを記録した『くらべる図鑑』の第2弾。全長80センチをこえるパノラマページで迫力ある比較を展開。『くらべる図鑑』には登場しなかった物や事がたくさん登場する他、ジャンルを超えた珍比較も充実しており、学習的な知識を楽しみながら学べる最上級の学習図鑑。
※週刊ポスト2011年10月21日号