今年の夏は節電による“酷暑”のせいか、例年以上に露出度MAXだった女性のファッション。衣替えの季節到来とともに露出も解除され、男性諸君にはさみしい限り……。遡ると平安時代の宮中行事に端を発するという衣替えだが、OLたちにとっては、“夜の行事”に向けてのほうが重要なようで……。日々の“衣替え”事情をぶっちゃけてもらいました。
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のり(旅行・30歳):自宅の子は、郊外族が多いからいちいち帰るのは無理っしょ。そういう私も、自宅が北関東だから、デートの準備も一苦労。朝は、行商のオバサンみたいな大荷物で出社するんだから。
もも(金融・27歳):どんだけ大仕掛けなんだっつーの。一体、何が入ってるわけ?
のり:まずは着替えだよね。1日デート仕様の服は着てらんないから。あとハイヒールと下着一式と、ホットカーラーとか、化粧道具一式。会社のロッカーで、準備に1時間はかかる。
とも(食品・29歳):ご苦労様。でもまぁ、デート前、下着替えるくらいは常識だよね。
もも:もちろん。会社のロッカーに、デート仕様の勝負下着一式は常備してるよ。
みち(メーカー・26歳):そんな、防災用のヘルメットじゃないんだからさ。
のり:私は、むしろパンツはデート中に替えるね。
もも:はぁ、なんで?
のり:だって待ち合わせくらいは、ほっそりしたところを見せたいじゃん。だから、強烈な補正下着着用で、出腹を引っ込めて、背中の肉も全部胸に変える。で、食事してそういう雰囲気になったら、トイレで、ちっこい下着に穿き替えるの。
みち:下着といえばさ。私、「曜日パンツ」が理由で、二股がバレたことがあるんだ。
ゆか:(貿易・31歳)曜日パンツって何?
みち:最近「ウィークパック」とかいう、「Monday」「Tuesday」とか1週間分の曜日が刺繍してある7枚セットのパンツが、ギフト用で結構流行ってて、本命の彼に貰ったのね。で、私、それを律儀に曜日通りに穿いてたら、二番手の彼が私のパンツ見ながら、「ねぇ、僕らが会うのって、いっつも水曜日じゃない?」っていってきちゃってさ。
のり:他の曜日は誰と会ってるんだとツメられたわけね。
みち:そう。で、フラれちゃった。
※週刊ポスト2011年10月21日号