今年12月にも入籍する予定であることが明らかになった東MAXこと東貴博(41)と安めぐみ(29)。しかしながら、安の事務所は両手をあげて大賛成という訳ではないという。芸能関係者はこう話す。
「東さんの“持ちギャグ”に、万札で顔の汗をふくというのがあるんですが、安さんの清楚なイメージを下げると評判は芳しくないようです」
だが、実際の東は、そんなチャラ男ではないようだ。東は1969年、5人きょうだいの次男として生まれた。父親はご存じ、昭和の名コメディアン・東八郎さん(享年52)。だが、18才のときに、八郎さんが脳出血で死去。東は父の背中を追いかけるように、芸能の道に進む。
1994年に、深沢邦之(45)とお笑いコンビ『Take2』を結成し、その1年後にブレイク。「下町のプリンス」として当時から苦労知らずのボンボンキャラで人気を博した。実はそれにはこんな思いがあった。前出の関係者はこんな裏話を披露した。
「子供のころ、友達に八郎さんがお笑いだということでバカにされたことがあったんです。“パパはこんなに稼いでいるんだぞ”と金持ちぶることで、父親の偉大さをアピールして友達と闘っていたそうです。それが、あの万札汗ふきギャグの原点のようです。ああ見えて、両親には厳しくしっかり育てられているので、本当にお金がたくさんあっても、実際にはあんな真似はしませんよ」
実家周辺の証言を総合すると、実際は万札をハンカチ代わりにするほどのお金持ちではなかったようだ。東も、かつて雑誌のインタビューで、こんなことを明かしている。
<実は言うほど裕福でもなかった(笑)。兄弟5人は一部屋でほとんどタコ部屋だったしね>
※女性セブン2011年10月27日号