「失礼ながらお嬢様? この程度の真相がお判りにならないとは、お嬢様はアホでいらっしゃいますか」
「このあたしが執事に馬鹿にされるなんて、あり得ない!こんな話、聞いたことない!」
“宝生グループ”のお嬢様であることを隠して新米刑事として働く麗子(北川景子・25才)と、彼女に容赦ない“毒舌”を浴びせながらも難事件を次々に解決していく執事の影山(櫻井翔、29才)そんなふたりのユーモアあふれるかけ合いが魅力のドラマ『謎解きはディナーのあとで』(フジテレビ系・火曜夜9時)が今日18 日からスタートする。
原作は本年度「本屋大賞」を受賞し、160万部を突破した大ベストセラー小説とあって早くも話題沸騰中だ。
ドラマの中ではケンカすれすれの激しい会話も繰り広げられるが、撮影の合間に麗子役の北川とおしゃべりする様子は、和気あいあいムード。櫻井はこう語る。
「北川さん、ずーっとしゃべっているんですよ(笑い)。想像してたよりずっと明るくてお茶目なかたで、意外でしたね。カメラが回っていないときは、お嬢様と執事ではなくて、ほとんどミニコントやってるみたいな感じかな(笑い)」
そのうえで、原作にはないドラマならではの“秘話”を教えてくれた。
「本の中の影山は、ずっとお屋敷にいて外に出ないんですけど、ドラマでは変装してさまざまな場所に出没します。庭師とかペットシッター、ホテルの従業員などいろんな格好をして、いわばコスプレですね(笑い)。でも、どんな格好をしていても蝶ネクタイだけは絶対に外さないんですよ」
クールなだけでなく、ちょっとコミカルな影山の一面にも期待できそうだ。
※女性セブン2011年10月27日号