10月8日、青山通り沿いにあるタイ料理店で松田美由紀の50歳の誕生日パーティが開催されていた。内田裕也や原田美枝子の他、松田の長男で俳優の松田龍平・モデルの太田莉菜夫妻、次男の松田翔太、瑛太・木村カエラ夫妻など豪華な顔ぶれが総勢200人。その中で、一風変わった招待客がいた。社民党党首の福島みずほ氏だった。
実は福島氏と松田が知り合ったのは「脱原発」がきっかけだった。ジャーナリストの岩上安身氏が主催した脱原発イベントで意気投合し、この日のパーティに招待されたのだという。
会場では、Charaをはじめとする有名ミュージシャンがコンサートさながらに歌い上げ、大盛り上がり。そして真打ち登場とばかりに、登場したのが、あやまんJAPANだった。あやまんJAPANとは、東京都港区六本木・西麻布界隈で宴会を中心に活動する女性エンターテインメント集団。中心メンバーは3人だが、総勢100人以上のメンバーをしたがえ、下ネタ芸を売りにしている。
「美由紀さんは~、あやまんに入れる条件を満たしています。女の子ということ、それとヤリマンだからで~す!」
などと得意の下ネタをとばし、会場は大爆笑。
最高潮の盛り上がりを見せる場内で福島氏だけは、一人呆然とした表情。フェミニストとしての立場が気になったのか、それとも単につまらなくなったのか「これで失礼します」といい残し、そそくさと帰ってしまったのだ。
翌日のツイッターでは「写真やビデオや音楽が素晴らしく、いっぱい元気をもらう」とパーティを振り返っていたが、実のところ突然の下ネタ芸に困惑は隠せなかったのだろう。
センセイには、とんだ一夜になったようです。
※週刊ポスト2011年10月28日号