下町の雰囲気が色濃く漂うその商店街では、ある若夫婦が、小さな子供を連れて歩く姿がおなじみの光景だった。くるくるの巻き髪にばさばさマツゲの小柄なママは益若つばさ(26)。隣にいるダメージデニムが定番のギャル男パパは、梅しゃんこと梅田直樹(28)。
ともにカリスマ読者モデルとして絶大な人気を誇っていた2007年に、ふたりはできちゃった結婚。2008年4月に長男(3)が生まれ、その翌年、冒頭の商店街近くに念願のマイホームとなる約5000万円のマンションを購入した。
見た目は東京・渋谷あたりの路上から飛び出してきたようなふたりだが、ベビーカーを押したり、子供を抱っこするパパにママが寄り添って散歩をする様は、地元の人たちの間でも評判の仲よし夫婦だった。
しかし、そんな光景は今年にはいってぱたりと見られなくなったという。ファッション誌関係者はこう証言する。
「あのふたりはもうずっと前からぎくしゃくしていたから…。この8月に、つばさちゃんは荷物をまとめて、子供を連れて家を出たんです」
10月16日に、益若はスケジュールミスで仕事をダブルブッキングすることになってしまった。嵐のような一日を終え、ようやく帰宅したのは深夜になってから。そこは前出のマンションではなく、都内の超高級マンション。家賃が月100万円以上もする部屋だった。梅田の知人はこう話す。
「彼はつばさちゃんの仕事が増えるたびに、自分の置かれている立場を再認識させられていたようです。結婚したときはほとんど同じカリスマと思っていたけれど、その格差は大きくなる一方でしたから」
いまマイホームに住んでいるのは梅田ただひとり。彼のブログには、最近飼い始めたというミニサイズのカメが、「新しい家族」として紹介されている。
「つばさちゃんは子供とふたりだけで生きていく覚悟はとっくにできています。“マイホーム渡してでも別れたい!”って、未練なんて微塵もありません。この前、子供の初運動会があったんですが、ママひとりで踊ったり、走ったり、すごくがんばったといってましたよ」(前出・ファッション誌関係者)
所属事務所に確認すると、「別居の事実はない」とのことだった。
※女性セブン2011年11月3日号