女性セブン本誌で好評連載していたマンガ『澤飯家のごはんは息子の光がつくっている。』に登場するレシピや、毎日の料理をよりおいしくするヒントを紹介します。
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体の調子が悪いとき、胃にやさしいおかゆは、心にも体にもやさしい食事。
無理なダイエットで倒れた杏姉ちゃんに光がつくってあげた「玄米がゆ」は、精米でつくる白がゆにくらべて繊維が多いため、しっかりと火を通すことがポイント。味はつけないのが基本で、物足りない人は梅干しなどをお好みでそえて。
●玄米がゆのつくり方
おかゆは米から炊き上げるのが本来だが、冷やごはんなどを利用してもOK。
米から炊き上げる場合、米1カップで5~6人分となる。水は米の7倍の七分がゆが一般的。鍋は火の当たりがやさしく、じっくりと加熱できる厚手の鍋や土鍋がおすすめ。
【1】玄米を水で軽く洗う
精米する前の玄米は、表面の汚れを軽く落とす程度で充分。
白米の場合は汚れとともに、表面に残っているヌカを落とすためにとぐ必要がある。
【2】玄米1:水7の割合に
鍋に洗った玄米と、その7倍の水を加えて2時間くらい置いておく。これが基本の七分がゆ。
米1:水5で全がゆ、米1:水10で五分がゆ、米1:水20で三分がゆに。
【3】弱火でじっくりコトコト炊く
鍋を火にかけ、沸騰するまで強火にする。その後、コトコト程度の火加減にし、1時間半くらい炊く。白米の場合は30分程度でOK。ふたをして5分ほど蒸らす。