妊娠・出産を機に尿もれパッドが必需品となる女性が多いというが、Nさん(47才・主婦)は、第1子と第2子の出産後に尿もれを経験した。最初の出産は分娩に60時間もかかった。子供は無事に生まれたものの、会陰切開して縫った後の傷がなかなか治らず、ずっと痛みが残っていたという。
「出産の本に尿もれして当たり前と書いてあったので、初めは気にしませんでした。ところが3か月経っても治らない。子供を寝かしつけて起き上がるたびにダダ漏れでした」
そこで自分で対処法を考案。尿道周りの括約筋を鍛えるため「お尻の穴締め50回」「スクワット20回」などを日課にしたところ尿もれの頻度は減り、外出時に替えの下着と尿もれパッドは手放せないものの、2年間はおさまっていた。
ところが第2子を妊娠中から再発。くしゃみや咳でもれ、胎児が成長して動くようになると膀胱に当たり、それだけでジャーッと一気に出るように。介護用の大きなパッドで妊娠最後の2か月を乗り切った。
「出産後もいつ再発するのか怖くて…。主人とセックス中に尿をもらしてしまったこともあり、セックスの回数は減りましたね」
※女性セブン2011年11月3日号