『富美子の足』といえば、愛人の足に執着する老人を描いた小説で、足フェチ男性の間では知られた谷崎潤一郎の作品。足フェチ以外にも、世には「尻フェチ」「オッパイフェチ」と様々な嗜好があるが、パーツにこだわるのは男性だけとは限らない。女性も同様に男性の様々なパーツに魅せられる。男性諸君、あなたが気づかないうちに意外なところを見られています! OL4人組がその「フェチ」について語り合います。
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りん(広告・27歳):貧相な乳毛が申し訳程度に2~3本くっついてる人より、胸毛ワサワサ、ついでに背毛フサフサの人のほうがずっといい。たまにそういう濃い男に当たると、ずっと撫でていたくなるんだよね。
あき(派遣・28歳):ちなみに、濃いヒゲってのもいいよね。
りん:フガー、たまらん。夕方になると、もう生えてきちゃうような人、いいよね~。あと、ビール飲む時、ヒゲに泡が付いちゃったりするのも、カワユス。
あき:それをいうなら、ビール飲む時、男のノドボトケがボコッと出っ張る姿のほうが、心揺すぶられない?
ゆか(役所・26歳):ってかみんな、マニアック過ぎ! ほとんどオネエじゃん。私はフツーに、男性のガッチリした肩とか、広い背中が好きだけど。
りん:ああ、じゃあアンタ、マッチョな韓流派だね。私は、なで肩、狭い背中上等のジャニっ子だから。
まな(医療・25歳):私は、オジサンの脂肪がたっぷり乗った丸っこい背中に欲情するけど。
あき:それって、何派なの。確かに悪くないけど。喫煙所で背中丸めてる姿とか見てると、なんていうか飽きないよね。
ゆか:もう~、すぐまた話がマニアックになる! やっぱフツーに考えて素敵なのは、サッカーの日本代表みたいな、6つに割れた腹筋とか、逞しい股とかお尻とかじゃない?
あき:はぁ~、確かに引き締まったプリケツには見とれるよね。
ゆか:でしょ? キュッと締まったお尻の人が、階段の上り下りしてると凝視しちゃうし、触りたくなるじゃない。
まな:私は野球選手みたいな巨大な出尻も好きだけどね。
ゆか:うん、アレもいいよね。巨尻に圧迫されたくなる。
※週刊ポスト2011年11月4日号