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1970年代前半にシャンプー普及率98% 日本初のリンスは花王

 ヘッドスパに炭酸スパ、頭皮のクレンジング剤に、育毛エッセンス、などなど近ごろ常識になってきている髪のアンチエイジング。そこで、現在までのヘアケア&流行の変遷をみてみよう。

1930年代:固形シャンプーが登場。
1955年~:粉末シャンプーが普及。
1960年代:液体シャンプーが普及。花王が日本初のリンスを発売。
1970年代前半:シャンプーの普及率98%に。
1970年代後半~:髪の汚れを落とすだけでなく、ケアする意識が高まり、シャンプー&リンスのセット使用が定着。
1980年代後半~:「朝シャン」ブームが到来し、朝夜の2回洗髪する女性が増加。シャンプーの香りを重視する傾向。トレンディドラマ人気で、浅野温子や今井美樹のようなロングの女性が多発。
1990年代:ヘアケアにも簡便性が求められ、リンスinシャンプーが話題に。
1990年代後半~:コギャルブームの影響からカラーリングが一般的に。安室奈美恵をカリスマとする茶髪のコギャルが街に溢れた。
2000年代~:ダメージヘア用、カラーリング用など、髪状態に対応させたシャンプーなどが浸透。
2000年代半ば~:手軽にダメージケアできるアウトバストリートメントが人気に。カラーやアイロンが一般化しダメージをしっかりケアしてくれる商品が増加。『十和子巻き』に憧れる主婦たちも。
2010年代~:地肌(スカルプ)ケアに特化した製品が人気に。
現在:人や環境にやさしい製品への関心が高まる。ノンシリコンシャンプーが注目される。

※女性セブン2011年11月10日号

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