朝の情報番組『あさイチ』(NHK)でのセックスレス特集で話題の有働由美子アナ(42)だが、2000年9月には、当時横浜ベイスターズの石井琢朗選手(41)との熱愛が報じられ、大騒動となったこともあった。
「石井選手は当時、元アイドルと離婚したばかり。しかも、有働アナが巻き髪のカツラをかぶってサングラスまでかけて変装したうえに、合鍵を手にして石井選手の自宅にはいっていく様子を撮られてしまったんです。さらにその後、元アイドルの父親が、離婚の原因は有働さんだといい出したから大騒ぎになりました」(スポーツ紙記者)
初めてのスキャンダルが引き起こした大騒動。しかし、このころから有働に変化が起きたとNHKの関係者はいう。
「当時はまだ若く、公私ともに女を武器にすることもありましたが、石井選手との不倫騒動以降、随分とサバサバしたキャラになったんです。開き直ったという感じだったのでしょうか(笑い)」
騒動があったにもかかわらず、その年から3年連続で紅白歌合戦の紅組司会に選ばれる。大抜擢だった。そしてこれで、名実ともにNHKの顔となった。
しかし、石井選手以降、星野仙一氏(64)や電通社員、井上康生氏(33)、和田アキ子(61)の元付き人の公認会計士など交際が噂されるものの、結婚に至ることはなかった。
「彼女は結婚願望が弱かったわけでは決してありません。むしろ結婚に対しては意欲的でした。でも、仕事のできる女性にありがちな、大きな仕事と恋愛のピークがなぜか重なり、その度に悩んだあげく恋を捨て仕事を選んできたんです。けれど、その選択に自分で落ちこむんですよね」(有働の知人)
そんな有働を変えたのは2007年6月、38才でのアメリカ総局(ニューヨーク)への異動だった。
入局当初からの希望だったが、NHK初となるアナウンサー職のままでの特派員が誕生することとなった。
しかし、行ってみると、そこは思いも寄らない日々の連続だった。日本でなら知らない人はいないNHKの名前も、「有働由美子」の名前も、赴任先のニューヨークでは通用しない。
「とにかく自分の魅力や熱意を伝えない限り、相手は応えてくれません。中身だけが問われました。ありのままの自分で思いを伝えること。38才のあの日に有働さんは変わったんだと思います」(テレビ局関係者)
ストレスから500円玉大のハゲをつくったこともあったが、その毎日がオープンな有働を作った。
※女性セブン2011年11月10日号