10月25日午後1時過ぎ。韓国の京畿道議政府前に韓国の男性アイドルユニット・超新星のユナク(26)が現れた。耳にかかるほどの長髪だった髪を短くし、パーカにダウンジャケット姿で敬礼してみせた。
「私を大切にしてくださるファンの方がいるからさみしくない。健康で無事に任務を遂行して帰ってきます」
入隊を見届けようと、駆けつけたファン1000人のうち700人は日本人。涙をこぼす母の横でユナクはこう挨拶した。
超新星の今年のライブツアーのチケットはあっという間に完売。またユナクの入隊を見送るツアーを売り出したある旅行会社では、申し込み開始から2日で200人以上の応募があったという。また10月に発売となったニューアルバム『4U』はオリコン初登場2位を記録…。
しかし、そんなニュースも、ユナクにとっては複雑なものだった。
「もちろん、嬉しいんです。でも、そんな人気を目のあたりにするたびに“2年後が不安だ”ってつぶやいているそうで…。この韓流ブームのなかで、超新星が生き残れるかどうか、いまが正念場。兵役を終えて表舞台に戻ったとき、この人気を保証してくれる人も、保証するものもないですからね」(韓国在住ジャーナリスト)
※女性セブン2011年11月10日号