人間誰しも老化は避けられないもの。それは髪の毛においても同様だ。40代からの髪ケア方法はどうすればいいのか。アンチエイジングの総合治療を手掛ける「AACクリニック銀座」の浜中聡子院長は摂取する栄養の重要性をこう語る。
「栄養バランスの偏りは、体だけでなく、髪の老化も促します。特に、亜鉛、ビタミンB群、ビタミンC、ビオチンは、髪の成長に大切な栄養分。肉や魚、大豆などのたんぱく質も、髪の元になるので、しっかり摂るようにしましょう」
また、浜中院長は運動することの重要性も説く。
「ダラダラと動かない運動不足の生活は、髪や頭皮に十分な栄養が行き渡らなくなり、薄毛や抜け毛の要因に。健康な髪を育むには、代謝や血流を上げる運動が必要です。中でもジョギングなどの有酸素運動は効果的」
一方、控えめにしたいのがアルコールやたばこ。
「基本的に健康に害とされることは、髪にとってもマイナス。特に、たばこや過剰なアルコールは血液をドロドロにするため、毛根細胞まで栄養が届きづらくなります」(浜中院長)
※女性セブン2011年11月10日号