突然のくも膜下出血に襲われ、現在治療中のglobe・KEIKO(39)。夫である小室哲哉(52)の復帰ステージとなった2009年8月の夏フェスで、globeとしてステージに上がって以来、表舞台からは遠ざかっていた――。
2008年11月、著作権譲渡をめぐり投資家男性から5億円を騙し取った容疑で逮捕された小室は、2009年5月に懲役3年執行猶予5年の有罪判決を受ける。実刑を覚悟していたという小室だが、執行猶予がついたことに、「チャンスをいただいた」といって、犯した罪を必死に償おうと作曲活動に打ち込んでいった。再起を図る夫を、KEIKOは妻として支えた。音楽関係者はこう語る。
「それまで暮らしていた家賃200万円超のセレブマンションから、10分の1程度の家賃のところへ引っ越し、つましい生活を送っています。KEIKOさんは、それまで苦手だった料理もするようになったんです。偏食の小室さんのために、好きな具材のおにぎりを作ってスタジオに持たせたり、家に帰ってきたときには好物のオムライスを作って待っていたりと、彼の体調管理には人一倍気を使っていました」
かつてのような派手さはないものの、地道に完全復帰への道を歩んでいる小室の姿を喜んでいた一方で、KEIKOは複雑な思いを抱えていたという。
「裏方として小室さんを支えていましたけど、KEIKOさんも一度は頂点に立ったアーティストだけに、小室さんの姿を見ながら、“自分も、もう一度、あのころに戻りたい”という思いを強くしたみたいですよ」(別の音楽関係者)
しかし、小室が作曲家としての活動が忙しくなってしまったために、ふたりが所属するglobeの活動はストップしたままで、KEIKOはなかなか歌う機会をもてなかった。
「KEIKOさんは小室さんが仕事でいないときは、ほとんど外出しないで、家に引きこもっていることが多かったみたいですね。ゲームばかりやっていて、“ジムに通わなくても、ゲームでトレーニングができる”なんていってましたから…。それに、お酒もかなり飲んでいたみたいです。近くのコンビニで、アルコール度数の高い缶酎ハイを買ってきては、家で毎晩のように何本も空けていたそうです」(知人)
家にひとり残されたKEIKOは、順調に仕事復帰を果たしていく夫に、自分だけが取り残されているような孤独感を感じるようになったのだろう。それを埋めるためにアルコールに頼る日々を送っていたようだ。
※女性セブン2011年11月17日号