アップル社の創設者・スティーブ・ジョブズ氏が10月に他界したが、彼が遺した革新的な商品の愛好家は、日本にも数多くいる。その中の1人、歯科医の中田彩さんは、iPad(2010年)の魅力についてこう語る。
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患者さんの予約の管理の他、症例写真を見せたり、治療の段取りを説明したりするのに使っています。診察室にはパソコンモニタも置いていますが、iPadだと患者さんが手に取れるので、疑問を指摘しやすいようです。
実はこうしたコミュニケーションが患者さんの治療に対するストレスを緩和することにもつながります。これがノートパソコンだと大きすぎるし、スマートフォンだとプライベート過ぎる。タブレット型のパソコンは丁度いいサイズなんです。
【プロフィール】
中田彩(なかた・あや)1975年生まれ。9月から歯の大切さを広めるために現役歯科女医2名からなるユニット『スマイル向上委員会』としての活動も展開。今年からデンタルクリニック南池袋で勤務中。
撮影■ヤナガワゴーッ!
※週刊ポスト2011年11月11日号