高視聴率を記録する日本テレビ系ドラマ『家政婦のミタ』だが、主人公のスーパー家政婦・三田灯(みた・あかり)を演じる松嶋菜々子(38)は「家政婦を絶対雇わない」という考えを持っているという。
松嶋の知人は、家政婦を雇わないと決めた理由いついてこう話す。
「松嶋さんと夫の反町隆史さんは、以前先輩の俳優さんから子供が誘拐された話を聞いて以来、敏感になっているんです。そのため家政婦さんとはいえ、家の中に知らない人を入れることに抵抗があるそうです。家政婦さんから外に家の中の様子が漏れたりしたら大変ですから」
かつて女優たちが家政婦を雇うのは珍しくない時代があった一方で、いまではそう簡単に利用できない理由のひとつが、この情報管理だ。
「お手伝いさんが家のなかの事情を外でうっかり話したりすると、それがあっという間に広まってしまうんです。昔はご近所のなかで収まっていた噂話でも、いまはインターネットによって、あっという間に全国区のニュースになってしまうんです」(芸能事務所関係者)
松嶋の場合、自宅に他人はいれたくないということから、家事はできるかぎり自分でこなすが、それでもできない場合は夫である反町が手助けする。ラーメン店でアルバイトをしていたことのある反町は料理もお手のもの。松嶋が忙しいときには、妻に代わって食事を作ったり、掃除や洗濯もしっかりとサポートするという。
これほど協力的な夫がいる松嶋の場合なら、確かに“リスク”を背負ってまで家政婦の手を借りる必要はないのかもしれない。
※女性セブン2011年11月17日号