11月5日、早大OBの小室哲哉(52)が『早稲田祭2011』で単独ライブを行った。妻であるKEIKO(39)がくも膜下出血で倒れてからわずか12日後。開催が心配される中での強行だった。
小室は1998年のglobeのヒット曲『Love again』をオープニングに選んだ。忘れることのできない初恋の相手を思った歌。シンセサイザーからKEIKOの声が流れると、小室は体をリズムに乗せ、自分の世界に没頭するようにキーボードを叩いた。
この日の小室の熱いパフォーマンスの陰には、KEIKOの回復があった。小室の知人はこう話す。
「倒れてからは言葉を発することもできなかったKEIKOさんですが、歌声を取り戻したようなんです。先週、小室さんが“歌ってごらん”と声をかけたら、デビュー当時の歌を口ずさんだといっていました」
まもなくICU(集中治療室)から一般病棟に移れる見込みというKEIKO。少しずつではあるが回復は順調で、明るい兆しが見えたと家族や関係者は胸をなでおろしているという。
「記憶も少しずつ戻ってきてるようですよ。家族と一緒に、昔の古いことからゆっくりと思い出しているのでしょう。それでも後遺症が出る可能性は充分あるので、まだまだ気は抜けませんが」(前出・小室の知人)
※女性セブン2011年11月24日号