第2子出産後、広末涼子(31)が復帰作に選んだのは、宮藤官九郎脚本のドラマ『11人もいる!』(テレビ朝日系・金曜夜11時15分~)だ。広末が演じるのは、元ストリッパーの幽霊・メグミ。これまで清純派の代名詞だった広末だが、今回はこれまでの役とはちょっと雰囲気が違う。
「加藤清史郎くん相手に“オッパイ触ってみる?”といってみたり、ギョッとするような過激なセリフの連続なんです。それが実にシックリきていて今後はコメディでもいけるんじゃないか、と業界では評判です。視聴率も初回11.4%と、深夜枠では驚異的な数字。大成功といえるのではないか」(放送作家)
広末が必死になっているのにはワケがある。近年のCM本数の急激な減少だ。かつてはCM女王といわれた広末だが、本人の公式HPによれば現在の契約本数は2本のみ。
広告代理店関係者がいう。
「やはりキャンドル・ジュンさんとの結婚が影を落としていたんです。実際にはとても人柄がいい人物らしいですが、彼の全身に入ったタトゥーが問題になってスポンサーが遠ざかった。タトゥーはやはり社会的にまだまだ認知されておらず、お堅い大企業はそうしたイメージを嫌う傾向がありますから……。でも、今回のホームドラマでの成功で、また次々とお呼びがかかるかもしれません。竹内結子さん、篠原涼子さんなど“子供を産んでも美しい女優”は女性からの支持も高いですしね」
※週刊ポスト2011年11月18日号