『ニッポンの嵐 ポケット版』(角川グループパブリッシング)の印税と6月に東京ドームで行われたイベント『嵐のワクワク学校~毎日がもっと輝く5つの授業~』のグッズ販売収益を合わせた3億150万円を、東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島に寄付した嵐だが、実はメンバーそれぞれに被災地でお忍びボランティアをしていた。
現在、蜷川幸雄氏の舞台『あゝ、荒野』でボクサー役に挑んでいる松本潤(28)が、仙台市のある小学校を訪れたのは5月のこと。野球帽にメガネ、大きなマスク、白いワイシャツに、だぼだぼのスエット姿でその小学校に現れた松潤。「お忍びで来たからこんな格好です」とテレ笑いをしながら、各教室を回ったという。
その小学校に息子を通わせる保護者のひとりがこう話す。
「うちの子、男の子なんですけど、調子のいい子だから、クラスでいちばん最初に松潤に抱きついたんですって。それから男子がワーッとなって、次に女の子がハグしてもらったって。息子は“このトレーナー、もう洗わない”っていうんですよ」
児童全員に松潤のサインのコピーと、ハンカチがプレゼントされたという。
※女性セブン2011年11月24日号