これまで、ソフトバンクの独占販売だったiPhoneがauからも発売され、大いに話題になっているiPhone4S。しかしこのふたつ、同じ機種でありながら、実際に使ったユーザーの間ではさまざまな声が出ていると、スマホ事情に詳しいライターの太田百合子さんはいう。
「ソフトバンク版はiPhone4よりも通信速度が速くなったのですが、使っている周波数の問題で、障害物に弱く、都心でもビルの間はつながりにくいという声が多いです。一方、au版は基地局も多いので、つながりやすさという点では、軍配が上がっています」
ただし、au版も使いようによっては、こんな難点もある。
「au版ではデータ通信と電話を同時に利用できません。例えばアプリのダウンロード中に電話がかかってくると、アプリのダウンロードが中断されてしまうんです。ソフトバンクはそれがありません」
※女性セブン2011年11月24日号