日本文化を考えるきっかけにと、メンバーが各地で取材した内容をまとめた『ニッポンの嵐ポケット版』(角川グループパブリッシング)。6月30日の発売から4か月間で約42万部を売り上げた印税。そして6月に東京ドームで3日間開催したイベント『嵐のワクワク学校~毎日がもっと輝く5つの授業~』のグッズ販売収益を合わせた金額、3億150万円を、東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の3県に寄付した嵐。
彼らが被災地に対して行ったのは寄付だけではない。震災直後からメンバーはそれぞれに被災地でお忍びボランティアをしていた。
大野智(30)は5月2日、宮城・岩沼市で、ドラマや映画で演じる“怪物くん”の格好のまま、同市内の小学校で炊き出しを行った。
「怪物くんの大好物の“うずら入りカレー”とデザートにいちごのゼリーなどを振る舞ってくれたと子供たちが喜んでいました」(40代の保護者)
カレーには仕掛けがあって、星形のにんじんがはいっていた子供には、“怪物くん”からのプレゼントが手渡されたという。当たった児童のひとりがうれしそうにこう話す。
「ピンク色の包装紙を開けると、中には怪物くんのTシャツがサイズ違いで4枚とハンカチにステッカー、それから怪物くんの帽子の形をしたペンダントがはいってました」
星形にんじんのはいってなかった子供たちにも全員に怪物くんのステッカーが渡され、みんな大興奮だったという。
※女性セブン2011年11月24日号